米国が利上げ後の為替レートの動向はどうなるのか?

あと数日なので待てば良いじゃないか、という話ではありますが、先週の株価下落(日米とも)と円高の進行を目にして、利上げ後に株価と為替レートがどうなるのか、気になるところでしょう。
ということで、今回は為替について調べてみます。
市場動向や世界情勢は絶えず変化しているため、原則として1ヶ月以内に出ている情報から見てみます。

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過去の利上げ時の事例

まず、過去はどうだったのか。そのものスバリのレポートが野村から出ています。
過去の米国利上げ前後の為替レートの動き(2015年11月26日)(野村アセット)
1987年から2004年までの過去5回の利上げ局面でのデータです。これによると

  1. 利上げ前は米ドル高、利上げ後は米ドル安。
  2. 唯一の例外はアジア通貨危機があった1997年。

だそうです。
そして今回も、2014年10月に量的金融緩和第三弾(QE3)が終了後、新興国を中心とした多くの通貨が米ドルに対して下落しているようです。ちなみに利上げ後の米ドル安は半年から9カ月は続くそうです。

今回の外部要因

前節によると、利上げ前の米ドル高は過去の事例通りに起こっているようです。じゃあ、先週の動向はどうなのよ、と思ってしまいます。
野村のレポートによると2014年10月から米ドル高は始まっていると書いてありますので、米ドル/日本円の少し長めのチャートを見てみます。

アメリカドル/日本円 2年チャート(Yahoo!ファイナンスより)

確かに、「2014/9」を過ぎたあたりからラインがググッと上がっています。
このスパンで見ると、一週間どころか、最近1-2カ月程度の動きなどは誤差の範囲内のようです。
今回のドル安は「局所的」という指摘もあります。
為替こうみる:局所的ドル安・株安で米利上げ見送り予想再燃も(2015年12月10日)(ロイター)

また今回は年末ですので、流動性など季節柄の事情もあるのでしょう。
それと、今回は以前から利上げが示唆されながらも、なかなか利上げが始まらないのも特徴ですので、こういう分析もあるようです。「ガス抜き」ですね。
為替こうみる:ドル安はガス抜き、米利上げ後に上昇余地(2015年12月10日)(ロイター)

結論

では、自分なりにどう読んで判断するか。
こう言うと身も蓋も無いですが、「為替は読めない」ものですので、結論としては様子をみます。
もし利上げ後に数ヶ月続くという米ドル安の時期が実際に訪れたら、絶好の米ドル仕込み時だと考えています。

私は中長期的に米国経済は強いと考えていまして、米国株や米国REIT(ETFで)は多めの配分にしています。

※投資はご自分の判断でお願いいたします。

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