ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)はじめて講座に行ってきた(2016/5/30)


クラウドクレジット株式会社が開催したソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)はじめて講座、というセミナーに参加してきました。
最近話題のこの分野、ソーシャルレンディングは投資するしないは別として、知っておいた方が良いに決まっています。
いちおう何冊か本は読んでいて知識ゼロという訳ではありませんが、生の声が聞ける機会は捉えていきます。
業者が主催なのでポジショントークがあるかも知れませんが、それは承知の上です。
場所は茅場町の東京証券会館1階のCAFE SALVADOR BUSINESS SALON
コーヒーがとても美味い店です。

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投資型クラウドファンディング

会社概要

クラウドクレジット株式会社は2013年に設立されました。
代表者は杉山智行氏。当日も会場に見えていました。
第二種金融商品取引業に登録されています。
出資者としては伊藤忠商事やマネックスベンチャーズなど。SBIは自前でこの種の会社を持っていますが、マネックスはグループ企業を通じてのベンチャーへの出資なのですね。

ソーシャルレンディング

お金を必要としている人や企業に個人から集めたお金を届けるためのプラットフォーム、というのがソーシャルレンディングです。

仕組みとしては色々なものがありまして、以前ノーベル平和賞を受賞したバングラディシュのグラミン銀行もソーシャルレンディングの一種となります。
また、金銭的な見返りを求めない「寄付型」や、製品やサービスで返ってくるものもあります。

クラウドクレジット株式会社は金銭的な見返りがある「投資型」のサービスで、また、株式への出資=エクイティではなく、借り入れ=デットとなります。
つまり、出資者(投資家)の利益となるのは配当や売却時のキャピタルゲインではなく、金利収入です。

当日の質問でも出ておりましたが、それって銀行じゃない?と言われるとその通りですね。
違いとしては、銀行の収益源が集めた資金の借入金利と借り手に貸し出す歳の金利との金利差(スプレッド)であるのに対して、ソーシャルレンディングの場合、プラットフォームの収益源は手数料となり、投資家が受け取る金利収入が中抜きされません。
クラウドファンディングの投資案件の利率が高い理由の一つがここにあります。
借り手やプラットフォーム業者の信用リスクはあるものの、出資者との間に利益相反の関係は無い、と言えるでしょう。

その他、私は専門家ではないので制度的な面はうまく説明出来ませんので、、より詳しくは書籍等を参照ください。


また、クラウドクレジット株式会社は出資先の特長でいうと、海外に特化しているようです。
ラテンアメリカと東欧が多いようでして、個人で投資しようとするとなかなか手が出ない分野なので、面白いと言えば面白いサービスです。

魅力とリスク

当然リスクもあります。
当日の資料より、魅力とリスクは以下のようです。

魅力 リスク
  • 債券や預金よりも利率が良い
  • 少額からの投資が可能
  • 金融市況の動向に直接影響されない
  • 元本が保証されていない
  • 流動性が低い(無い)
  • 期待利回りを下回る可能性がある

その他、私が思うデメリットとしては、この投資は税金的には「雑所得で総合課税」となる事です。
損するリスクがあっても損失の繰越や他の所得との損益通算が無く、給与所得との合算で翌年の社会保障費が上がってしまうデメリットがあるというアレです。
最後に個人的に質問しましたが、この辺は業界を挙げて改善を訴えていくとの事です。

また、クラウドクレジット株式会社は借り手が海外となるので、円建てでの投資でも為替変動が織り込まれたものとなっており、出資時と利払いや償還時の為替レートによっては円ベースで損をする可能性があります。
そうすると、外貨で「預かり金」のようなものにプールしておきたいものですが、現状はそれが出来ません。
これも当日の質疑で盛んに議論されておりました。

結果、見送りで

ということで、質疑含めると相当に盛り上がって面白かった会でした。
こういうのは本だけでは分から無いので、やはり参加してみるものですね。

自分の結論ですが、これまで書いたリスクやデメリットを考えると、見送りです。
リスクやデメリットを吹き飛ばすほどのリターンが見込めるならば別ですが、今出ている案件を見てもそこまでは決断出来ないのが正直なところです。
皆様はいかがでしょうか。

最後はCAFE SALVADORでランチを食べて、近所の日枝神社に参拝してきました。

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