【本の紹介】今すぐ会社をやめても困らないお金の管理術(井形慶子・集英社)


本屋でタイトルを見かけて思わず購入した本。
Kindle版はありません。
著者は作家、編集者、ジャーナリストです。イギリス在住歴があり、「英国流の暮らし方」的な著作が多いようです。
”投資家クラスター”に属さない人が書いた本という認識で、何か参考になる点はないかということで読みました。

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概要

目次はこんな感じ

  1. 序章 10年後、20年後を想像して「人生の設計図」を作る
  2. 第一章 家庭は小さな会社、いかにお金を「儲ける」か ~経営感覚編~
  3. 第二章 必要なお金は30か12で割って考えるとうまくいく ~入門編~
  4. 第三章 会社の論理でお金を貯める、大切な5つのポイント ~実務編~
  5. 第四章 会社をやめても不安なく生活するためすべきこと ~生活防衛編~
  6. 第五章 親子間でお金の話はタブーどころか必須 ~介護・相続編~
  7. 第六章「死ぬ時に一番お金を持っている」では意味がない ~運用編~

ポイントは、「人生を会社運営として考える。家計に企業の論理を取り入れる」でしょうか。
この手の視点は「投資本」にも出てくる考え方ですが、著者のバックグラウンドが多少違うので、味付けも異なります。
とは言うものの、著者は出版畑の人でして、若いころはフリーランス、のちに出版社に入り、その後独立、ですので、典型的な会社人生を送っている人がサブタイトルに惹かれて読み始めるとちょっと違うのかな、、というところ。

参考になった点

まずは、家計の決算書を作るというもの。巻末付録としてシートも付いています。
確かに、、私も投資はともかく出費の方は実はきちんと記録していなかったりするので、これを機に作ってみようかと。。
次に、お金に関する考え方で、「長期予算は30(年)で割る、短期予算は12(ヶ月)で割る」というもの。
長期の代表は住まいに関するもので、短期は生活費、保険、税金などです。
その他、人生設計、親との向き合い方(介護、相続)などと続きます。この辺、投資家目線の本ではあまり触れられないところです。

あと、個人的に良いと思ったのは「必要な人リスト」
これは、友人、家族を含まない、自分の人生にとって教えを乞えるような信頼できる人のリストを作っておく、というものです。
具体的には主治医、弁護士、税理士のような専門家や、自分にとって「メンター」となるような人々のことです。
著者の場合、「ヘアメイクさん」というのも入るようです。長年の信頼関係で、相談事にも乗ってもらえる、とか。

要所を自分に取り入れつつ

後半の英国暮らしのくだりはさすがに真似できませんし、、住居に関する日英比較も文化、気候、政策、国民性等々違いがあまりに多いので(著者も認識していますが)参考程度といったところでしょうか。

ともあれ、「家計を企業に見立てて運営していく」というところは最近の大テーマとなりつつありまして、良いところは積極的に取り入れていきたいと考えています。

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