モーニングスター・マネックス証券の米国株・ETFセミナーに行ってきた(2016/4/10)


4月10日に大手町サンケイプラザで開催されたモーニングスターのイベント「2016年 米国投資のはじめ方 米国株式・ETFセミナー」に行ってきました。
マネックス証券の協賛?というか共同開催のような感じです。

というところなのですけど、、ブログの記事にしようと下書きのまま置いておいたら、もうモーニングスターの方に公式レポートが出てしまいました。
「米国株市場の魅力と米国株投資のはじめ方」(モーニングスター)
合わせてご覧ください。

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開催概要

  • 日時 2016年4月10日(日)13:00開場 13:30開演
  • 会場 大手町サンケイプラザ
  • プログラム
    1. 第一部 基調講演:米国株市場の魅力と米国株投資のはじめ方(マネックス証券広木隆氏)
    2. 第二部 パネルディスカッション1:米国ETFではじめる米国株投資(ウィズダムツリー渡邊雅史氏、バンガード小林賢氏。コーディネーターはモーニングスター朝倉智也氏)
    3. 第三部 講演:マネックス証券ではじめる米国株(マネックス証券西尾貴仁氏)
    4. 第四部 パネルディスカッション2:2016年米国株相場概況(マネックス証券広木隆氏、金融ストラテジスト岡崎良介氏、エグゼトラスト川田重信氏。コーディネーターは経済キャスター鈴木ともみ氏)

短い時間ながらも内容充実のセミナーでした。

第一部基調講演

冒頭はコーポレートガバナンスについて。
経済ニュースを賑わせている日本の重電メーカーや、小売業界のカリスマ経営者の件など。
日本の資本主義は戦前の方がむしろ機能していて、朝ドラ「マッサン」の中で出資者が社長にリストラを迫る場面がある、云々。。
それが変わったのが戦争に向けての「国家総動員法」で、配当を禁止し、銀行支配が高まった、、ということです。
※ちなみにこの辺は、野口悠紀雄氏の著作「1940年体制」で詳しく触れられています。


いま国が打ち出している政策、は戦前のアニマルスピリッツを取り戻すための改革である、と。
というところでようやく米国の話題に移り、その点米国は最初から資本主義が徹底していて、魅力的である。
最近は行き過ぎが懸念されているくらい。

最後に米国株の見通しを語っていましたが、広木さんは米国株については慎重派です。割安感はあまりないとのこと。

第二部パネルディスカッション

まずは2社の紹介(ちなみにウィズダムツリーの渡邉さん、つい最近まではブラックロックに居たような。。)。
バンガードはご存知の方も多いと思うので、ウィズダムツリーについて。
ウィズダムツリーはETFに特化した会社で、S&P500など既存の指数ではなく自ら開発した指数に連動するETFを運用している。
運用資産では全米5位、だそうです。
この後はそれぞれの企業からおすすめETFのご紹介、となりますので、省略。詳しくは上記の公式レポートなどで。。
(バンガードで、VT(全世界)の代わりにVTI(米国)、VEA(米国除く先進国)、VWO(新興国)の3銘柄にVTと同じ国別比率で投資するとVTよりも低コストになるのですね。)

※第三部はマネックス証券のサービス紹介なので省略。

第四部パネルディスカッション

ここは本日のメインイベント。川田さんは「バロンズ拾い読み」の編集人です。
ダウの見通しは、岡崎さん弱気、広木さん横ばい、川田さんが強気、というところ。
米国株の魅了、というテーマに移りまして、川田さんがずばり発言します。

「国際分散投資は必要ない。S&P500連動のETFだけで良い。新興国が発展して儲かるのは、現地の富裕層とグローバル展開している米国企業。過去のデータを見ても、先進国株も新興国株も、S&P500に負けている」

これ、個人的にはこのイベントでの最重要発言です。
なんとなくモヤモヤと思っていたことを形にしてくれた感じです。

バフェットが妻への遺言として「バンガードのS&P500連動ETFを買いなさい」と遺しているのを知った際、なぜ世界株式(=VTなど)ではなく米国のS&P500なのかが疑問でしたが、なんとなく分かった気がします。
バフェットも自国=米国を重視しすぎる「ホームカントリーバイアス」陥っているのか、とも思っていましたが、そうではないのですね(おそらく)。

その後、フィンテックの話題に触れ、最後は気をつけることや参考になる情報源など。

  • 岡崎さん「バーナンキの回顧録」「セントルイス連銀のウェブサイト」「パナマ文書(5月に明らかになる)」
  • 川田さん「果報は寝て待て。年率10%台を目標に」「バロンズ拾い読みを手元に」「いいとこ取りの投資術。居心地の良い日本にいて、投資家優遇の米国に投資する」
  • 広木さん「ウォール街のランダム・ウォーカー」の後書きで、訳者の井出さんが第10版で「インデックスを上回る投資法がある」と書いて話題となったが、最新の11版ではそこには触れなくなった。

感想

公式レポートが出ているのにわざわざブログ記事を書いたのは、上記にある川田さんの発言を強調したかったからです。
昨年、日本株と新興国株の個別銘柄から撤退しまして、これからは先進国(ほとんど米国)に絞り、かつ米国株ETFを増やそうと考えていましたので、漠然と考えていたことがはっきり形になったといいますか。
(といいつつ、S&P500のETFは持っておりませんが)

今後の投資方針に対して大いに参考となる1日でした。

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