日経マネーにマルキール教授が登場。運用の未来を語る。新興国やフィンテック。

日経マネーの2016年5月号に、ある「ウォール街のランダム・ウォーカー」著者のバートン・マルキール教授のインタビュー記事が載っています。
ランダム・ウォーカーの原著第11版の翻訳本が出たばかりなので、その関係でしょう。
ランダム・ウォーカーは現在読破中ですが、日経マネーのこちらの記事も読まないわけにはいきません。
マネー誌は普段は買わないのですが、これは買いました。

日経マネーは少し前にはジェレミー・シーゲル博士のインタビューが載っていたりしましたが、「株主優待」や「一億円」企画なんかはもう止めて、こういう記事をもっと載せて欲しいものです。

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マルキール教授が語る運用の未来

4ページほどの記事ですが、内容はそれなりにあります。
ちなみにマルキール教授は最近、自動助言サービス「ロボアドバイザー」を提供する「ウェルスフロント」という企業のCIOに就任したようです。
詳しくは日経マネーを買って読んでいただくとして。

  • 新興国は買い時
  • 株価水準はCAPE指数で見るのが良い。
    (CAPE指数:直近過去10年のインフレ率が調整後の実質平均純利益をベースに計算したPER)
  • マイナス金利に対しては、国債の代わりに社債、もしくは高配当の株式。
  • ウェルスフロントは運用の未来を体現する会社
  • 自動助言サービスは革命的だが、普及には長い年月がかかる。
  • 投資の技術的なイノベーションは投資コストを下げることと、感情を取り除くこと。

などなど。
また、マルキール教授によると高頻度取引(HFT)やアルゴリズム取引は流動性を高めるため、悪いものとは考えていないようです。
フィンテック関連企業のCIOに就任するからには、その辺には前向きなようです。

ランダム・ウォーカー原著第11版も必読

にしても、マルキールさん、1932年生まれというから、今年で84歳になられるのですね。
欧米エリート層の精力的な仕事っぷりには脱帽でし。
そのマルキール教授の主著「ウォール街のランダム・ウォーカー 原著第11版」は新たにスマートベータにも言及するなど時代の趨勢を取り込みながらの着実な進化のようです。
まだ1割くらいのページ数しか読めていませんが、こちらもそのうちにレビューする予定です。

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