続き〜日本の中小型株に投資するインデックスファンドが皆無に近い、という話。

JPX3
前回の続きです。
日本の中小型株に投資するインデックスファンドが皆無に近い、という話。(2016年3月20日)

海外ETFについてあまり言及していなかったので、調べてみました。

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日本株セクターなら中小型株に投資したいが

前回の記事に書きましたように、日経225やTOPIXなどの大型株主体の指数連動のETFには投資する気にはなれません。
とっくに死に体の大企業をいかに救うか、というニュースが連日流れている状況ですからね。
なので、「日本株なら中小型」なのです。

日興のETFが繰り上げ償還されていた。

ところで、今回色々調べていて、昨年に日興AMが出していた日本小型株ETFが繰り上げ償還されていたということが分かりました。
「上場インデックスファンドTOPIX Small日本小型株」 繰上償還および重大な約款変更(確定)のお知らせ(nikkoam・平成27年6月5日)
この辺、以前から日本株でブログを書いている方からすれば何を今更な話題なのかもしれませんが。
純資産総額が伸びなかったようです。

ウィズダムツリーの2つの日本小型株ETF

そして、本題ですが、前回の記事で名前だけ出した米国上場のウィズダムツリーのETFについて書いてみます。
2つありまして、素晴らしいことに日本語の資料も公開されております。

DFJ

まずは、ティッカーコードDFJから。
WisdomTree Japan SmallCap Dividend Fund(wisdomtree.jp)
「WisdomTree Japan SmallCap Dividend Index」という指数に連動することを目指しておりまして、この指数は上記のページによると

WisdomTree ジャパン・スモールキャップ・ディビデンド・インデックスは、配当支払を行う時価総額の小さな会社により構成されます。インデックスは、時価総額による上位300社を、インデックスの年次のリバランス時点において流動性と規模の基準を満たす日本企業群から除外することで作られます。構成企業は、年間に払われた現金配当に基づいてウェイト付けされます。(wisdomtree.jpより)

とあります。
その他のデータは以下のようになります。

総経費率 0.58%
純資産総額(千ドル) $385,284.25
組み入れ銘柄数 598
直近分配金利回り 2.89%
トータルリターン1年 17.68%
3年 11.64%
5年 7.25%

ちなみに組み入れ上位銘柄は松井証券、ベネッセなど。
銘柄数が多いので、かなり分散が効いています。元のインデックスが配当に着目しているので、利回りも高いですね。

DXJS

次に、ティッカーコードDXJS。
WisdomTree Japan Hedged SmallCap Equity Fund(wisdomtree.jp)
こちらは「WisdomTree Japan Hedged SmallCap Equity Index」という指数に連動することを目指しておりまして、この指数は上記のページによると

日本株市場の小型株セグメントに対するエクスポージャーを提供し、これと同時に、米ドルに対する日本円の変動のエクスポージャーをヘッジすることを目的としています。インデックスは、通貨ヘッジを行っていない同じ運用内容のインデックスに比して、円がドルに対し円安となった場合により高いリターンとなります。逆に、インデックスは、通貨ヘッジを行っていない同じ運用内容のインデックスに比して、円がドルに対し円高となった場合により低いリターンとなります。インデックスは、日本で設立され、東京証券取引所で取引される配当支払を行う会社により構成されます。(wisdomtree.jpより)

とあります。なんか、難しいですね。。
その他のデータは以下のようになります。

総経費率 0.58%
純資産総額(千ドル) $114,700.90
組み入れ銘柄数 620
直近分配金利回り 3.18%
トータルリターン1年 13.72%
3年 N/A
5年 N/A

こちらは組み入れ上位銘柄は松井証券、ベネッセなど。
こちらも同様に銘柄数が多いので、かなり分散が効いています。
設定が新しいのでその点は要注意なのでしょうか。

両ETFの比較

DXJSが3年も経っていないので、2013年7月からのチャートとなります。
でもって、Yahoo!JapanのファイナンスだとETFのデータが表示できないので、米国Yahoo!のリンクを貼っておきます。
米国Yahoo!だとチャートが画像で保存できないのですよね。。
DFJとDXJSの比較チャート(finance.yahoo.com)
これによると、偶然なのか2013年〜2016年3月では途中の上下はあるものの、直近では両者は同じくらいの数値に着地しています。
途中の上下動はDXJSの方が激しいですね。これは為替ヘッジを行っていることが関係しているのでしょうか。

ただし、両ETFとも、投資大国にしてETF大国の米国上場のものにしては、出来高が小さいです。
買うには注意が必要です。

ということで

米国上場の日本小型株ETFを調べてみました。
ブラックロックやバンガードが参入してくれば状況も変わるのかも知れませんが、米国では「日本の小型株」はやはりマイナーな存在のようです。
ただ、利回りや3年、5年のリターンではDFJなどは他の先進国ETFと比べても遜色無い感じに見えます。

ここまで調べたので、さらにアクティブ運用の投信で低コストなものについても調べてみたいと思います。

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